＜バラ＞

山口県のバラは主に、周防大島町、防府市、宇部市、下関市、長門市で栽培されています。
バラの多くは葉や茎にトゲを持ちますが、愛を象徴する花として知られており、優雅な花姿や種類の多さから、アレンジメントやブーケなどにも多く使われています。色は赤、白、ピンク、黄、青、紫、緑、黒など様々で、形も香りも色や種類によって異なります。また、贈り物として大変人気があることから、多様な花色に合わせてそれぞれ花言葉があります。

【花言葉】赤：愛情、オレンジ：すこやか、黄：友情、白：尊敬等。　

＜デルフィニウム＞

山口県では主に下関市で栽培されています。
華やかな青や紫色の花が房状に咲くデルフィニウム。花が咲く前の蕾の形がイルカに似て可愛らしい植物です。青や紫色など、青系の色の花が中でも特に美しく、切り花として広く利用されています。
花の色は青、紫の他、白、ピンクや黄色などの品種もあります。咲き方は一般的な一重咲きのものと、見ごたえのある八重咲きのものがあり、品種によって草丈も30cm程度のちいさなものから2mほどにもなる大きなものまであります。

＜スターチス＞

山口県のスターチスは主に、柳井市、下関市、長門市で栽培されています。
スターチスは茎が大きく広がり、花数も多いので花束にボリュームが出しやすく、存在感のある花として、玄関やリビングの装飾や、仏花としても重宝されています。カスミソウのように小花でふんわりと広がる姿のハイブリットスターチスもアレンジメントなどでよく使われます。 また、花に見える萼の部分を手で触ってみてもわかるように、鮮やかな花色からは想像できないくらい、カサカサしていて水分が少ないため、初心者でも簡単にドライフラワーをつくることができます。